ニュースに登場する中朝国境の丹東 北朝鮮を知ることができる場所が観光地に

ニュースに登場する中朝国境の丹東 北朝鮮を知ることができる場所が観光地に

  8月10日から中国遼寧省の丹東を訪れています。丹東は北朝鮮との国境の街として日本のニュースでもよく登場しています。中朝貿易の7割以上はここ丹東経由で行われるとされ北朝鮮にとっては非常に重要な貿易地です。

  丹東は遼寧省では瀋陽、大連、鞍山に次ぐ4番目の規模で人口は約240万人(2012年末)です。省内4番目のため車の車体番号はDから始まります。日本の姉妹都市には徳島市があります。日本貿易振興機構(ジェトロ)大連事務所の2013年4月のレポートによると、日系企業は94社、半年以上滞在する日本人は約20人と中国の都市の中でも少ない方だと思われます。

 鴨緑江にかかる鉄橋は戦前に安東と呼ばれていた日本時代に架けられて今も現役で活躍しています。

 丹東の観光は川を挟んだ対岸の北朝鮮を見学したり、北朝鮮レストランへ行ったり、日本にはない陸路の国境を眺めたりと北朝鮮関係の場所が人気です。

 丹東駅から南へタクシーで30分ほど走ると中朝で共同開発されることが決まっている長い国境線の中で唯一陸続きとなっている黄金坪(ファンジンピン)や反対の駅から北側へ40分ほど走ると鴨緑江で北朝鮮の中洲に挟まれる場所があり、その中をぬうように駆け抜けるモータボートは迫力満点です。ボートの両側が北朝鮮領土という特殊な雰囲気を味わうことができます。※中朝の協定で鴨緑江の中洲はすべて北朝鮮領とされています。

 現在、大連や瀋陽からの主な交通手段はバスとなります。大連から約4時間、瀋陽からも約3時間かかります。ここに2012年12月に大連からハルビンが結ばれた高速鉄道の建設が進められています。開通すると大連から夏季運転で1時間半以内、瀋陽からは1時間を切る時間で来られる予定です。高速鉄道が開通すれば、観光客や進出企業増加などで丹東経済にも貢献してくれそうです。

 天邪鬼ですが、私は丹東ののんびりとした雰囲気が好きなので、便利になりさらに観光地化されのんびりさが失われてしまうと少し寂しくなります。

慶次郎

参考サイト
丹東市概況 – JETRO

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この投稿は 2013年12月3日 火曜日 2:52 PM に 公式ブログ カテゴリーに公開されました。
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